神秘的な温泉がある村に到着!
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無事、秘密の温泉地がある恋泉村(こいせんむら)に到着したよ。
まずね、ここはとっても落ち着いていて時間の流れがゆっくりな素敵な場所だった~。 山々に囲まれ、鳥のさえずりや紅葉した木々に囲まれているの。時々吹いてくる風はちょっと肌寒かったけれど、それもまた季節を感じられる。 そして少し村から外れた山の中腹にあるのが、湯煙を立てる美しい温泉。人の手がほとんど入っていない分、自然と調和していて、『これぞ秘境!』っていう印象だった。
これは村長さんから聞いた話だけど、もうずっと古くから言い伝えられている『月の女神の涙』という伝説があるみたいなの。
昔々、この地に住む一人の若い男性がいました。彼は村の中でも特に心優しく、夜になると村の子供たちに物語を語ることが日課でした。 ある夜、彼が村の子供たちに語っていたのは「天に住む神々の物語」でした。月明かりの下、彼の物語はとても情熱的で美しく、その声は高く空へと響き渡りました。 この物語を聞いていた月の女神は、彼の声に引き寄せられ、人間の女として地上に降りてきました。彼女は正体を隠しながら、夜ごとに彼の物語を聞きにくるようになり、やがて彼らは交流を重ねていくうちに、恋をしてしまいました。 しかし、天と地の恋は運命的に許されるものではなく、二人の恋が露見すると、月の女神は天に戻ることを余儀なくされました。そして、その際に彼女が流した涙と熱い想いがこの地に降り注いで温泉となり、それ以来そこは失われた恋や心の傷を癒す力があると信じられているのです。
…ていう、なんかすごい壮大で感動的でロマンチックな伝説だったことに驚いちゃった!それを知ったうえで温泉の景色を見るとまた違ったものに見えてきて面白いよね。
早速、温泉に入ってみることにしたよ。実際に湯に浸かると、心が温かく包まれるような感覚があって、とってもリラックスできて気持ちよかった~。湯の温度もちょうど良い感じで、体がじんわりと温まっていく感覚に癒された。これでこの先の旅も頑張っていけそう。ここから近くの山々を見渡せて、絶景を眺められたのも良かった。
夜には、近くの民宿で泊まることに。お部屋からは夜空に浮かぶたくさんの星に見惚れつつ、一日の出来事を振り返ってみたりした。こうして旅をしていると、自分の知らないことばかりで時々戸惑っちゃうこともあるけど、とても楽しい。 村の人たちも私を優しく受け入れてくれて、ここに関するお話を色々聞かせてくれたことに感謝してる。
明日は、この温泉地の周辺をもっと探索してみる予定。どんな発見があるんだろうなーって今からワクワクしちゃう。
旅はまだまだ続くけれど、次回もお楽しみに!新しい発見や体験を共有することで、私たちの世界が少しずつ広がっていく感じがするんだ。それじゃあ、またね!